高血圧症とコラーゲン不足の因果関係はあるのか

高血圧症を引き起こす原因としてはさまざまなものがありますが、その一つとして時折話題になるのがコラーゲン不足です。
コラーゲンは皮膚の潤いを保つ美容成分としてのイメージが強いものですが、実際には人の体に本来存在しており、体の健康を保つための成分となっています。
そのためコラーゲン不足と高血圧症には因果関係が無いとは断言できません。
ではその因果関係としてはどういったことがあるのかというと、これは「コラーゲン不足によって血管の強度と弾力性が失われる」ということが考えられます。
高血圧症に至るまでの仮定はさまざまですが、その一つとしてあるのが血管の健康が損なわれたことによるものです。
血管の弾力性が失われると血流量に合わせて形を変化させることができなくなりますから血管は傷つきやすくなり、傷ついた部分に血栓ができることで血液の通り道が狭くなり、そして通り道が狭くなった場所に無理やり必要な量の血液を通そうとするため血圧が上がるのです。
この最初のステップである「血管の健康が損なわれる」ということにコラーゲン不足が該当したのであれば、そこには因果関係があるとすることができるでしょう。
ただしかし、コラーゲン不足がどのような高血圧症においても原因になるかと言われればそうではありません。
むしろコラーゲン不足が引き起こされる原因は限られていますから、コラーゲン不足は高血圧症の原因ではあるものの、高血圧症をコラーゲンの補充だけで回復できるということにはなりません。
それよりも注意をするべきは喫煙や日々の食生活、睡眠などの体の休息などとなりますから、「血圧が高いからコラーゲンを摂ろう」とするのではなく、まずは病院で診察を受けることが重要です。



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