動脈硬化性疾患とは?高血圧症予防にナイアシン効果

動脈硬化性疾患とは動脈硬化が原因でおきる疾患のことで心筋梗塞や脳梗塞・脳卒中などがあります。どちらも日本人の死因のなかで占める割合は非常に多いです。

動脈硬化とは動脈が弾力を失って硬くなってしまった状態です。いわゆる悪玉コレステロールの血中濃度が高い場合に症状が進行しやすいことがわかっています。

また動脈硬化症は高血圧症の原因にもなります。動脈が弾力を失っているため血液をうまく送ることができず、それだけ高い血圧をかける必要があるからです。また血圧が高くなれば血管にかかる負担も大きくなり、このことが動脈硬化を悪化させる原因にもなっています。このような動脈硬化症と高血圧症の悪循環が解消されずにそのままにしていると血管が傷つき、血栓ができやすくなります。

血栓は血管を狭めて血液を流れにくくさせます。またはがれた血栓が血流に乗って移動して、別の場所にある細い血管を詰まらせることがあります。これが心臓や脳でおきれば心筋梗塞や脳梗塞などの恐ろしい病気を引き起こすのです。

魚介類やレバー、ピーナッツ、エリンギなどに多く含まれている栄養素にナイアシンがあります。これは脂質や糖質の分解してエネルギーを作ったり、皮膚・粘膜の炎症を防いだり、神経症状を防ぐ働きがある栄養素です。ナイアシン不足するとイライラしやすくなったり、角に不安になるなどの精神障害をおこしたり、口内炎、皮膚炎、舌炎などの炎症がおきたり、下痢をしやすくなるなどの胃腸障害をおこしやすくなります。

またナイアシンには血管拡張作用があります。血管を拡張し、血圧を下げる作用があるため、高血圧症の予防に効果が期待できます。また心筋梗塞、脳梗塞予後の改善にも効果があると考えられています。



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